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2×4(ツーバイフォー)とは?2×4(ツーバイフォー)とは?
建物強度の基本は「高品質・高精度な規格・工法」ではありますが、今までのの木造住宅(木造軸組工法)は大工さん(棟梁)の腕によるところが大きい要因でした。大工さんの目利きで木材を選び、どこに梁をいれ柱とどのように接合するかを(ほぞ等)考えていました。だから一棟々品質(クォリティー)にばらつきがありました。

2×4(ツーバイフォー)とは?
A:そうですね…むずかしい質問ですね。
住宅には色々な工法がありますが、大きく分けて木造・コンクリート造・鉄骨造の3つに分けられます。どの造りにも長所・短所があります。
●木造には軸組工法(在来)と枠組壁工法(ツーバイフォー)の二つが建築基準法の中でオープン工法と認められています。・軸組工法は、柱(縦)・梁(横)・筋違(斜め)の木の軸で構成されています。構造的な制約が少ない分大きな開口部をとることが出来ます。構造的な制約が少ないと言う事は、構造計算などの裏付けが無いと言う事になります。大きな地震の時には構造計算をせずに開口部を大きくとったりした家(連続して縁側のような窓)は1階部分が潰れて崩壊してしまいます。(全壊の多くの事例はこれです)もともと軸組工法は横からの力には弱いと言われています。また、火災の問題として木造であり壁が煙突現象を起こす構造なので燃えやすく、火災保険の掛金も他の工法の住宅の中では一番高く設定されています。また、壁と壁の間に床を作る工法となるので、壁の下は隙間になりやすく外壁だけでなく内部の壁下からも隙間風が入り、気密にかける工法となります。
*上記短所に対する施行を行っている会社もありますのでご確認をして下さい。
2×4(ツーバイフォー)とは?

■枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
1833年アメリカで生まれました。その当時アメリカはゴールドラッシュで家を建てる大工が不足していました。その為、出来るだけ規格化された材料でより合理的で強い家を建築できる工法が作られました。床・壁・天井の面をパネルで構成した、箱型6面体の建物です。材料(構造材)も2×4・2×6・2×8・2×10・2×12、釘、金物も規格が有りどこに何を使うかを指示していますので、大工さんの腕によって強度が変わる事はありません。木造住宅の強さを簡単に比べるには、木材の使用料で解ります。日本の枠組工法(ツーバイフォー工法)では木造軸組工法の約1.8倍以上の木材を使用しています。ツーバイフォー工法の長所はやはり面構造による強さと言えるでしょう。ダイヤフラムと呼ばれる面材と枠組が一体化した高い剛性のパネルで構成された箱型6面体は地震や台風による水平荷重や積雪・4階建てなどの建物自身の垂直荷重にもびくともしない強靭さがあります。
*アメリカでは5階建のマンションなど大型建築も建てられています。
また、建築基準法において最大60約36帖強もの空間がとることができます。(構造耐力上有効に補強した場合)最大の特徴は耐震構造であると言う事です。面構造で横からの荷重に強い事は上図でも解りますが、釘・金物などの規格を整備した事によって、1200ガル(地震の強さを表す単位)まで耐えられます。
*阪神・淡路大震災は最大818ガル(約1.5倍までの地震に耐えられます)
用途別に分類されたツーバイフォー用の釘は、在来工法の釘に比べ約20%太く、強度も約1.8倍の物を使用しています。厳しい基準の釘打ピッチや打方(斜め・ちどり・ダブル等)が高い接合を可能にしました。また、種類により色別にしているので、施行後でも検査・確認ができ信頼性もあわせ精度の高い施工を実施しています。
ツーバイフォー工法では構造材を厳しくJASにより監理された6種類の規格材を使用する事によってクォリティーのバラつきを防いでいます。
2×4(ツーバイフォー)とは?
建物に多く使用される構造用合板にも、勿論JAS規格は適用されています。JAS規格では木材の品質(節・割れ・キズ等)ばかりではなく、含水率・接着性能、強度に関する性能規定、また安全面ではシックハウス症候群で問題になっているホルムアルデヒトの放散量などを表す表示基準を細かく定めています。
2×4(ツーバイフォー)とは?
また、ツーバイフォー工法の強さの秘訣には、専用金物による接合や補強にあります。
2×4(ツーバイフォー)とは?
特に屋根(タルキ)と壁をつなぐハリケーンタイは台風のような強風が屋根を吹上げるのを防ぎます。

2×4(ツーバイフォー)とは?
A:そうですね、ツーバイフォー工法は木造住宅ですね!一般的に木造住宅は火災に弱いと思われがちです。しかしツーバイフォー工法に使用される構造材は太く厚みがあり、火災にあっても表層部だけがこげて炭化層を作る為、
火の進行を食い止め木材の中心部まで燃焼してしまうことは殆どありません。万が一火災で表面が焼けても構造の強度そのものはほとんど変わらないことが解っています。
*鉄筋コンクリート住宅は燃えませんが強度の一端を担う鉄筋は約500℃を超えると急激に軟化して強度がなくなります。
火災では約1,000℃以上になると言われています。構造体が燃えるか燃えないかで火災に強い住宅かを判断するのは間違いですね!

ツーバイフォー工法が火災に強い理由はまだあるんです。
その1.延焼を食い止めるファイヤーストップ構造!
壁や床が一つずつの部屋となり炎が隣の部屋に行き難くする構造の事です。
その2.壁・天井のプラスターボードは12.5の厚さを使用。不燃材であるプラスターボードは火に当たると約20分間、中に含んでいる21%の結晶水が熱分解して、外に霧のように拡散され火の広がりを防ぎます。
その為、ツーバイフォー工法は木造でありながら、省令準耐火構造とされています。
*省令準耐火とは隣家などから火をもらわない。火災が発生しても部屋から火を出さない。万が一天井裏に火が出ても梁下まで届く壁により延焼を遅らせる。と言う3つの考えに基づいた対策が施され、万が一の火災時にも避難時間を十分に確保できる性能を持っていると住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)に認められた構造です。
2×4(ツーバイフォー)とは?
2×4(ツーバイフォー)とは?
燃焼実験写真
2×4(ツーバイフォー)とは?
燃焼実験:石膏ボードの結晶水が水蒸気となって拡散されている。

2×4(ツーバイフォー)とは?
2×4(ツーバイフォー)とは?
A:そうですね、省令準耐火構造にはこんな特典があります!
住宅の火災保険料率は、建物の構造や建築地の特徴によって支払い金額が変わるよう設定されています。省令準耐火構造は高い耐火性能を持つことが認められている為、保険会社にとってもリスクが少なく、一般の木造軸組住宅より1ランク上の構造として保険料も安くなります。

●ツーバイフォー工法の短所
面構造による6面体の為非常に気密性が高くなる為、開口部の材質によっては、結露が在来工法よりもなりやすい。*断熱性アルミサッシや普通のペアガラスでは冬の室温と外気温の差が大きく換気が足りない時は窓廻りに結露してしまいます。気密が良いので換気計画をきちんとしないと、室内空気環境が悪くなり、ハウスダストなどが溜まってしまいます。規格化された乾燥材(含水率19%以下)を使用しているのですが、木材の性質上更に乾燥収縮する事(経年劣化)があり、床が下がったりする事があります。
*但し在来工法よりはかなり少ない。また、クリープ現象(※1)によって床が長い間経つと歪んでしまいます。
2×4(ツーバイフォー)とは?
※1クリープ現象とは部材に荷重をかけ続けることにより生じた変形が時間とともに大きくなり、荷重を取り去っても変形が戻らない現象。

2×4(ツーバイフォー)とは?
A:インターデコハウスは北米式プラットフォームフレーム工法を採用しています。一般のツーバイフォー工法(日本)は、モジュール(基本寸法)が尺でありスタッド間隔が455(柱間隔)で構成されています。
それに対し北米式プラットフォームフレーム工法は、モジュールがフィートでありスタッド間隔が406(柱間隔)で構成されています。その為一般のツーバイフォー工法の約1.5倍近くの構造材を使用しています。簡単に言うと一般のツーバイフォー工法より強固な建物と言えます。勿論モジュールの違いから合板のサイズも変わってきます。一般のツーバイフォー工法は3×6板(910×1820)に対して北米式プラットフォームフレーム工法は4×8板(1220×2440)と大きくなり、継目が少なくなります。どちらが躯体強度があるかは明白ですね。
2×4(ツーバイフォー)とは?
大正14年建築/神戸市
2×4(ツーバイフォー)とは?
明治11年建築/札幌市
札幌時計台もプラットホームフレーム工法です

また、インターデコハウスではカナダのNLGAによる製材規格の構造材を採用していますので、精度の高い安全な木材です。「NLGA(National Lumber Grades Authority)」とは、カナダで生産される針葉樹製材の格付規格の制定と運用を目的として1971年に組織された機関です。アメリカにおいても正式に認められています。勿論、日本でもJAS規格同等の性能と国土交通大臣の認定を受けています。
2×4(ツーバイフォー)とは?
<NLGAルールによる格付マーク例>
2×4(ツーバイフォー)とは?
<実際の現場にて撮影>